【ジュリンノとカトリック1(BGM:No.76 戦士たちの日常】
ジュリンノ「ぁあっふ・・・」
カトリック「待機中だからって何立派に口開けてんだ?」
ジュリンノ「んぉぁ・・・出撃準備整えろ~ってか?いちおー最低限の準備はやっといたけど。」
カトリック「・・・お前、自覚無いようだから言っとくぜ?今お前は集団行動してるんだぞ?軍隊って中での命がけの集団活動を!なのにお前1人何だらけてんだ?他のヤツらなんかほら見ろ、自分に出来る事やって貢献してるんじゃねーか。」
ジュリンノ「・・・んで?アンタは何くそしに来たよ。俺にグチグチ言いに・・・!!おわっ!?」
カトリック「クリスからなぁ、お前がだらけてるから渇を入れろって頼まれたんだよ!おら、さっさと剣を取れ。」
ジュリンノ「って・・・オイ、おめぇ、まっさか・・・っ!?」
カトリック「・・・察しだけ良くたって生き残れねーぞ?おらぁああああ!!!」
ジュリンノ「どわぁあああああ!!!」
(数秒間、キャラクターが消え、待機)
ジュリンノ「んのぉあ・・・だぁ・・・っ・・・!んもぉ、ええやろガ・・・っ!?」
カトリック「まぁ軍議も近いしな。今日はこんなモンで良いか。」
ジュリンノ「こちとらいきなり首掴まれて立ち上がらされて、稽古させられた身としちゃあたまったモンじゃねぇ。」
カトリック「まぁこんくらい息上げて貰わなくちゃこっちがクリスと顔突合せられねーからな。おら、もう時間がねぇ。詰め所まで小走りでいくぞ!」
ジュリンノ「おいおい勘弁しちくれ・・・ってぉおい!?」
【ジュリンノとカトリック2(BGM:No.77 進むべき道】
カトリック「おう、ようやくこの軍にも少しずつ馴染んでってるって面だな。」
ジュリンノ「いちおーね。なんつーか、色々やってねぇと後ろ髪引っ張られるような気分になんだよ。」
カトリック「他のヤツともそれなりに話してるみてーだし。他の軍に比べたらやりやすい所なのかもしんねーな。」
ジュリンノ「キツいトコはあるけどな。あのジェイガンってじーさんとか。・・・にしても何故にあんた、アカネイアの城に居たん?」
カトリック「ラーマン神殿でお前とはぐれた後、南下してアリティアに戻ったんだよ。1週間は歩きとおしだったな。そんで城下町で城が騒がしかったから行ってみたら、あの騒ぎだったんだよ。あいつらそれなりの精鋭だったらしいな。結構手ごたえはあったぜ。」
ジュリンノ「はっはぁ・・・つかまず一週間も普通に歩くとか考えられんわ。」
カトリック「そういうお前はどうしたんだよ。」
ジュリンノ「おめーば探してあの周辺ふらついた後、めんどいからアリティアに戻って・・・村の宿で5日くらい泊まってたかねぇ・・・そしたら外が騒がしくなって、マルス王子が尋ねてきてたから追っかけたつー訳。」
カトリック「随分のんびりな旅じゃねーか。まぁお前は単身城に行かなくて正解だ。」
ジュリンノ「あの騒ぎに単身突っ込むとか自殺行為だろ。・・・ちっと気ぃ付いたんだけどよ?」
カトリック「あ?」
ジュリンノ「今迄アカネイアの奴らと戦ってきて・・・あいつらの目、色々ヤベぇのが多くねーか・・・?此処で色々他の奴らと話してるけど、ここの奴らは戦ってる時でも、あいつらみてぇに野蛮な目、しとらんかった・・・。」
カトリック「気ぃ付くじゃねーか。・・・ああ、そうだ。騎士ともそれなりに戦ったけど、アイツらはもう騎士の鎧を纏ったただのゴロツキだよ。話には聞いたが、皇帝ハーディンが即位して暫くしてから、軍隊の腐敗も始まったんだとよ。」
ジュリンノ「あんなヤツらだとは思ったけど、昔のアカネイアってのも良いトコだったんかねぇ。」
カトリック「そうだったんだろうよ。・・・折角こうして面突き合わせてんだ。こんな下らねぇ事、とっとと終わらすぞ。騎士道精神溢れるヤツが邪険にされて、ゴロツキが優遇されるなんて馬鹿な景色、これ以上見たかねぇ。」
ジュリンノ「・・・そーさねっとぉ! ・・・で、何する?」
カトリック「・・・飯でも食おうぜ。他の奴らも飯の時間らしいからな!今日はちょっと約束取り付けてんだ。おら、とっとと行くぞ!」
ジュリンノ「だぁから待てってにコンチキショウがぁ!!!」
【ジュリンノとカトリック3(BGM:No.76 戦士たちの日常】
ジュリンノ「よぉ?まだ互い無事ってトコだな。」
カトリック「まーな。正直相手が此処まで凄くなるとは、俺らよりずっと此処に居る奴らだって思って無かっただろうぜ。」
ジュリンノ「冗談抜きでヤベぇ!ってトコもあったし。・・・おい、コート脱げよ。」
カトリック「なんだよ。」
ジュリンノ「細けぇ傷跡残ってんだろ。治してやんよ。微妙な傷跡かもしんねぇけどな?こういうトコが敵の一撃一撃受けたらマジィんだぞ。」
カトリック「・・・」
ジュリンノ「随分ひでぇモンだな・・・ま、全部消える範囲内だから何とかはなるが。」(効果音:回復音3回)
カトリック「丁寧に扱えよ。手入れは欠かしてねーんだ。」
ジュリンノ「あーいよ。・・・なぁ。」
カトリック「?」
ジュリンノ「俺らよ、あんまり逢ってなかっただろ?お互いに遠く離れてるってのもあったけど。」
カトリック「そーだな。でも仕方ねーだろ。俺は毎日街の片隅の酒場。お前は惚れた女の傍に居る。互いにやる事成す事しながら暮らしてるんだからよ。」
ジュリンノ「そーだけどよ。・・・俺らよ、このアリティア軍に入らなかったら、こうやって逢う事も無かったんだよな。毎日あの時みたいに顔付き合せてよ。・・・アンタの国で逢って、色々馬鹿騒ぎして、俺がブン殴られて、ブン殴り返して。・・・正直、楽しかったってのはあった。」
カトリック「・・・」
ジュリンノ「お互いに落ち着いて、互いにやる事見つけて別れて今は・・・俺ぁ兎も角、アンタは立派にこなしてる。ホントはそれで終わり!ってするべきなんだが・・・こうも長く逢わないとよ。」
カトリック「・・・前に言っただろーが。言いたい事はスパっと言え。グダグダ繋ぐな。」
ジュリンノ「・・・寂しかった!めっさ寂しかった!あのまま旅してたってどうせどっかの街で別れてたんだろーし!・・・毎日顔付き合せたあの時に戻れたみてぇで、面白いってこったよ!言わせんじゃねぇって・・・」
カトリック「・・・俺も同じだよ。2人でつるんで馬鹿騒ぎ。楽しいぜ、凄い。」
ジュリンノ「・・・ん。」
カトリック「この戦い終わったら、ちょっと他の大陸に足、運んでみねぇか?そこでまた暴れてやるんだよ。勿論お前の女も一緒にだ。」
ジュリンノ「ぉおいおいアイツぁそんな荒事・・・ ・・・ そーさねぇ?良い経験になるわって!ほーうれ!終わったぁ!」
カトリック「良い仕事だったぜ。お前の女がどんなヤツなのかってのも見てみてぇしな?お前みたいなとんでもねぇくらいに偏屈で、ひねくれたヤツが好いた女ってのを。 おら、さっさと荷物まとめるぞ!?出撃は近いとよ!」
ジュリンノ「おーっしゃぁ!やるぜぇ!」
入手アイテム: デュランダル
剣 ☆ 威力 15+魔力/2 命中 90+魔力 必殺 20+魔力/2 射程 1(魔力10以上の場合のみ1-2)
放浪の少年ジュリンノが扱う剣。使用者の魔力量が高ければ高い程性能が高まる。 装備時速さ、幸運+3(限界値以上になる)
これを装備し戦闘すると専用BGM+専用モーション。
支援効果(1レベルごとに)
攻撃力: +1
防御力 +0.5
命中率 + 5
必殺率 + 5
回避率 + 5
必殺回避率 +2.5
【ジュリンノとアカツキ1(BGM:No.79 悪戯心】
アカツキ「いやぁ一時はさ?ホントにどうなるかと思ったよ。ホント助かった。」
ジュリンノ「いやぁ別にええのよぉこんくらいぃ。」
アカツキ「なんか峠を歩いてたらさ?いきなり騎士達がワーって出てくるもんで、邪魔にならないように出て行こうとしたら、向こうからオルレア・・・オルエ・・・」
ジュリンノ「オレルアン狼騎士団」
アカツキ「オルレアン狼騎士団がやってきて、お城の方に行こうとしたらそっちからもワーっと騎士達が集まってきて・・・もう八方塞がりになっちゃうって思ったけど、まさか君がこんなトコに居るなんてさ。」
ジュリンノ「んまぁ・・・軍隊で生活するなんて思ってもみなかったけど、慣れてみると結構面白いトコもあるぜ?アンタみてぇなのにゃあめっさ馴染みづらいんだろうが。」
アカツキ「君が慣れるんなら僕ならすぐだね。」
ジュリンノ「るっせ!・・・確かにあんた、口は上手ぇからな。男女構わずそれなりにやってけるだろ。」
アカツキ「うん。色んな人に優しくしてもらって何とか慣れて・・・君は?」
ジュリンノ「うるさい、だまれ。」
アカツキ「おいおい・・・」
ジュリンノ「ケッ!」
アカツキ「・・・まぁ、君の場合人付き合いそのものが結構隔たってるからね。どうしてこうも素直に・・・あ、そうだ!」
ジュリンノ「何。」
アカツキ「丁度良い機会だからさ、少しでも素直な事を言えるように練習してみない?」
ジュリンノ「練習って何よ?つーか練習でどーにかなるモノなんか?」
アカツキ「あ、ジュリンノ、お金落としたよ。はい。」
ジュリンノ「ぉお・・・そいつぁ・・・っておい!?何で取り上げんだよ!?」
アカツキ「だってまともなお礼言ってないでしょ?」
ジュリンノ「なぁにぃ!?・・・っそっ・・・ ・・・ど・・・ども・・・ ・・・ んっ! んっ!!!」
アカツキ「ども・・・じゃこの軍隊じゃ通用しないって。」
ジュリンノ「ええから返せこのバッキャロー!本気にすっぞ!?」
アカツキ「・・・まぁ、時間はかかるってトコかな。とりあえずさ、冗談抜きで覚えておいた方が良いよ。素直な口の利き方。」
ジュリンノ「おわっと・・・ったく、最初から返せってに。・・・素直に、ねぇ・・・」
【ジュリンノとアカツキ2(BGM:No.76 戦士たちの日常】
ジュリンノ「ぅうーーうぁあああ・・・ちっかれたって・・・」
アカツキ「前よりも結構剣筋が繊細になってきたね。前は斬り払いの直後とかにどうしてもちょっと硬直してる所があったでしょ?体のクセだから仕方なかったけど、ちゃんとそこを踏まえた上で改善したんだね。」
ジュリンノ「まぁそれなりに。剣の稽古ってのも結構久々だよなぁ。アンタ、今迄どうしてた?」
アカツキ「エレブ大陸とマギ・ヴァルって所に行ってた。エトルリアって国とか凄かったよ?華やかで。」
ジュリンノ「ベルンとかは行ったん?」
アカツキ「一応行ったよ。大きな国だって事でエトルリアとは同じ・・・いや、結構違ったかなぁ。なんていうか凄いカタいんだよね。質実剛健みたいな。」
ジュリンノ「ドラゴンナイトだとか優秀な傭兵とか抱えてる軍事大国だもんな。将軍もエトルリアの軍将ともまた一味違う強さだっつーし。そんで次はこのアカネイア、つー訳?」
アカツキ「そそ。運が悪い事に大陸全土で戦争!って感じだったけど、こうして君と逢えてよかったよ。またこうして話できるからさ。」
ジュリンノ「んぉぁ・・・あぁ・・・んまぁねぇ・・・」
アカツキ「・・・君の口からごめんとか、ありがとうとか、どういたしましてって言葉、あまり聞いた事無いよね。」
ジュリンノ「あんだよいきなり・・・気ぃ悪くしたなら・・・」
アカツキ「そうじゃないんだ。今迄出逢ってから、あまり聞いてないんだよね・・・僕相手ならともかく、いざって時にそういう事が言えないと本当に苦労するよ?前々からお礼や謝罪が出来なくて火に油を注いだ事があるって言ってたじゃないか。」
ジュリンノ「しゃーねーだろうに?指摘されてすぐ言えりゃあ、今頃んな苦労してねーよ・・・アンタみてぇに男でも女相手でもありがとう、嬉しいとかっていえたら・・・」
アカツキ「・・・前に素直に言う練習とかって言ったけど、ちょっと本気だったんだ。ちょっと物陰で見たんだけどさ、他の騎士の人にごめんじゃなくて、変に気取った言い方で謝って凄い怒られてたでしょ。あの時、ごめんって言ってれば丸く収まってたかもしれないんだよ?君はカッコよく言ってるつもりなんだろうけど、他の人から見たら素直に謝る事も出来ない、躾のなってないガキに過ぎないんだ。」
ジュリンノ「わぁってるって!・・・んな事ぁ・・・言えりゃあホンット、どんだけ楽なもんか。・・・でもすげぇ、何というかその、胸の中で凄ぇ抵抗が生まれるんだよ。そらぁ俺もダメだって・・・分かっては、いるんだけど・・・よ。」
アカツキ「そんな言い訳、君の中だけでしか通用しないよ。」
ジュリンノ「・・・。」
アカツキ「・・・とりあえず行くよ。何かあったら、言ってくれ。出来るだけ力になるから」
ジュリンノ「ぉ・・・おう。・・・・・・クソッ・・・」
【ジュリンノとアカツキ3(BGM:No.80 ひとときの安らぎ)】
アカツキ「どうだい?一言言っちゃった後は。」
ジュリンノ「るっせぇよ!あんだぁ?鬼の首取ったみたいに持ち上げやがって。」
アカツキ「ゴメンゴメン・・・でもさ、遠くから見ていて思ったよ。素直に謝ってる姿って悪く無いって。彼も快く許してくれたじゃないか。」
ジュリンノ「だーまれって!!!ホントヤなヤツだなおめぇはよぉ・・・ ・・・俺だってよ、ホンットに分かってんだ。素直な方が良いって。ホントにだぞ!?」
アカツキ「・・・うん。」
ジュリンノ「でもよ・・・言葉にしようとしたら、本当!生理的に・・・喉から上まで出てこなくなっちまうんだよ。考えてなくても勝手に!変に胸が締め付けられてっ・・・!・・・」
アカツキ「・・・うん。」
ジュリンノ「ぁあ・・・・っそっ!ガチで考えてるうちにごっちゃになっちまうわ。」
アカツキ「そうか・・・じゃあ改めて聞くよ?・・・ごめんってあの時言って、彼が別に過ぎたことだから気にしてはいない。こっちも悪かった。 って許してくれた時・・・どういう感じだった?」
ジュリンノ「・・・素直に・・・嬉しかった。」
アカツキ「それだけちゃんと覚えてれば、良いと思うよ。」
ジュリンノ「へ?」
アカツキ「それだけ、嬉しかったっていうのを覚えてれば良いんだよ。絶対忘れないようにちゃんと刻み込むんだ。これはれっきとした良い経験だ。その事を忘れないでこれから人と接していけば、今度はちゃんと最初から謝れる。彼の顔を思い出せば出来るよ。ほら、良い顔しなって?珍しく僕が褒めてるんだぞ?」
ジュリンノ「・・・ありがとよ。」
アカツキ「どういたしまして。良い顔してるね今のジュリンノ。」
ジュリンノ「ケッ。上手い事言いやがらぁ。やっぱアンタは口が上手ぇや。」
アカツキ「君こそ達者に褒めてくれるね。・・・さ、軍議の時間だ。椅子、空いてたら隣は僕が貰うからね。」
ジュリンノ「・・・あいあい!」
(アカツキ消える)
ジュリンノ「・・・何が生理的だ、何が胸が締め付けられるだ。俺、変なプライドでつまんねぇ言い訳ばっかしてた・・・。・・・こんな事で手ぇ煩わせちまってホントにごめん、アカツキ。」
アカツキ「おい!早くしろって!ジェイガンがカンカンに怒ってるよ!」
ジュリンノ「へぇい!」
入手アイテム:神閃光・真打
剣 ☆ 威力 20 命中 110 必殺 50 射程 1-2(力依存)
流浪人暁が常に腰に添えている鏡面の刃。使用するとHP30回復 装備時回避+10
専用BGM+専用モーションに変化する。
支援効果(1レベルごとに)
攻撃力: +0
防御力: +1
命中率: +0
必殺率: +5
回避率: +10
必殺回避率 :+5
【ジュリンノとエアリアル1(BGM:No.49 誇り高き将】
ジュリンノ「時間5分前からかよ。俺相手にんな事せんでもええってのに。」
エアリアル「・・・何?」
ジュリンノ「マルス・・・様との話にゃあ同行したけど、どーして俺が居るってのに此処に入ったってのかが分からん。」
エアリアル「暇潰し。それ以外にどんな回答出せば良いノ俺は。」
ジュリンノ「俺が居たら暇、上手く潰れねぇんでねぇのかい?」
エアリアル「俺にとっての手前の存在感1つわきまえられない憐れなジュリンノに教えてやろうこの脆弱者。・・・ドウシテ?お前が障害になるノ?お前、俺の障害になれる程度の何かがあるっていうノ?」
ジュリンノ「・・・確かにアンタとまともに面突き合わせた時は、俺・・・」 エアリアル「アーはいはい黙れ黙れだーまれ。・・・デ?」
ジュリンノ「今の俺なら、全力でおめぇの邪魔立てくらいしてやれるって事だよこのニブチン!アンタの暇潰しとやらの邪魔にくれェはなってやるよ!」
エアリアル「・・・」
ジュリンノ「・・・」
エアリアル「・・・此処って笑うトコロ?」
ジュリンノ「笑うなら笑えよ。」
エアリアル「!!! ・・・ ダぁあああああああっヒッヒ・・・っ!!!ガーッハッハッハッハッハッハ!!!アーッハッハッハ!!! ・・・ ・・・」
ジュリンノ「・・・それで終いかよ。」
エアリアル「・・・?」
ジュリンノ「・・・そんなモンで済んじまうのかよ。一回目は俺をブン殴って、二回目は俺を黒焦げ寸前にまでしておいて尚俺をボコり殺そうとしたお前のソレ、そんなモンで終わんのかい?もっと笑えよ。おら笑えよ!?」
エアリアル「物語の勇者気取りの次は狂言者デスカ?役者モ大変ですねェ・・・?」
ジュリンノ「良いから笑えってんだよこのバカヤロウ。とっととその感情ぶちまけて、俺の話題に入らせろ!」
エアリアル「・・・良い加減にしないと怒るヨ?・・・アあ、もう軽くイラついてしまったよ俺。その次は意見の押し付ケ?」
ジュリンノ「おめぇらしくねぇじゃねーか。何だ?アンタが口叩けるのは萎縮してるヤツ相手だけか?」
エアリアル「・・・ ・・・なるほどギリギリ赤評価程度の挑発ダネ。・・・此処が拠点で無かったら真っ先にあの時の二の舞にしてやるトコロダ。お前がギャアギャア喚き立てるから、お前の要望に応える事も出来なくなってしまッタ。」
ジュリンノ「・・・」
エアリアル「少し見ない間に、俺がくれてやった恐怖とか色々、忘れちゃっタ?まアこの激戦の中、正義吐きにしてはよく生き延びた方ダ。・・・ソレで俺相手でもどうにかなる程度の実力が付いたと思い上がってる訳ダ?」
ジュリンノ「おめぇこそ、俺の何を見てんな事言ってんだよ。一体いつの俺を見てんだ?」
エアリアル「いつの俺、と来ましたカ。いつまで経っても皆を助ける、人を殺さぬ、でも人を救う。物語の英雄気取りの発言しかしてこなかった時代のまま、ずぅうっと一緒だったじゃないノ?アあ、いの一番は、俺を拒否った幸せ者だったカ?そこからなーんにモ変わってないお前が、どの口を開くノ?」
ジュリンノ「・・・騒がしくなったな。物理的に話が出来なくなっちまった。また落ち着いたら呼ぶわ。」
エアリアル「お前の都合に合わせる理由なんざ無ぇヨ。」
ジュリンノ「じゃあ意地くそでもとッ捕まえる!覚えとけ!」
エアリアル「・・・口だけ大将も此処まで来ると寧ろ清清しい!」
【ジュリンノとエアリアル2(BGM:No.49 誇り高き将】
ジュリンノ「おい!エアリアル!無視・・・っ・・・してんじゃねぇ!!!」
エアリアル「・・・!!!」
ジュリンノ「っ! ・・・危なすぎるじゃねぇかオイ。いきなりストレートかよ。」
エアリアル「!!!」
ジュリンノ「っそ・・・ぉぁあ!!」
エアリアル「俺の範疇に勝手に入ってくるんじゃぁねェ!!!・・・手前よオ?人が下手に乗っていれば調子に乗りやがって・・・これ以上つまらん事で呼び止めてみロ。お前のその利き腕捥ぎ取って、竜の餌にしてくれる。」
ジュリンノ「・・・おめェ、好きな女が居るんだって?・・・エアリアル、そいつの為なら、友達、殺せるか?」
エアリアル「お前ジャあるまいし。・・・親族もろとも絶滅させてやるヨ。仇なすんなラ。・・対するお前はどんな奇麗事を聞かせてくれるのカナ?女を救い、敵も助ける・・・どんな方法で両方を救うノ?どんな方法で、第3の選択をするノ?」
ジュリンノ「・・・俺にも好きな女が居るんだ。気がついたら惚れてた。・・・俺はあいつの為になるってなら、何にだってなってみせらぁ。利き腕引きちぎられたらな、あいつの力になってやれねぇ。どうしても引きちぎろうってなら来いよ?幾らでも相手してやるよ。おめぇもこうしてやる・・・!」(剣を鞘から抜く音)
エアリアル「・・・血の・・・にほひ・・・」
ジュリンノ「来いよ。ただこの軍には世話になったんだ。一旦離れるぞ?・・・ 俺はもうな、人ブッ殺したってなんも怖くねぇんだ。変わっちまったんだよ・・・決心じゃねぇ、変わったんだよ、俺は。」
エアリアル「・・・」
ジュリンノ「今の俺なら、お前相手でも全力で行くぜ?そのドテっ腹に同じ一撃くれてやるよ。」
エアリアル「・・・オモシレエ。良いダロ?お前にも色々あったんだネ。・・・用件ハ?」
ジュリンノ「元気、してたか?」
エアリアル「嗚呼。」
ジュリンノ「そいつぁ、良かったわ。」
エアリアル「私利私欲の為に他人に殺人剣を向けて、更に剣を向けた弟を心配するンです?」
ジュリンノ「あんたと同じ土俵に今、立ててるからな。・・・やっと・・・」
エアリアル「・・・」
ジュリンノ「今度、ゆっくり話そう・・・エアリアル、ゆっくり、2人で話そうぜ・・・?俺、待ってるからな。」
エアリアル「・・・ ・・・ ・・・」
【ジュリンノとエアリアル3(BGM:No.77 進むべき道】
エアリアル「・・・オイ。」
ジュリンノ「ぁん?」
エアリアル「・・・折角お前のなけなしの用事に付き合っているンだ。何とか言えヨ。」
ジュリンノ「・・・ホントの用件。エアリアル、コノ闘い、絶対生き残るぞ、絶対、勝つぞ。」
エアリアル「当然!」
ジュリンノ「そんで、この戦争のゴタゴタが全部落ち着いたら、俺と一緒にちょっと来て欲しいトコがあんだよ。」
エアリアル「・・・何処?」
ジュリンノ「誰も邪魔が入らなねぇ・・・そう、どんなに暴れまわっても邪魔にならねぇ、でっけぇ草原とか。」
エアリアル「広大な草原で2人で寝転ぼう!なんて抜かそうモノなら・・・分かっているナ?」
ジュリンノ「そこで、俺らの下らねぇ溝、埋めるぞ。・・・いい加減、決着付けようぜ。」
エアリアル「・・・」
ジュリンノ「俺、あんたと2回戦って、その後にも色々あって、そんでこの闘いであんたと戦ってるうちに決めたんだ。もう俺達、何も無い普通の兄弟になりたい、なりてぇんだって。・・・だから、俺らの中にあるゴタゴタ、そこで全部片付けちまおうぜ?」
エアリアル「ドーヤッテ?俺がお前を如何にガキ臭い感情で憎み、殺意憎悪を向けているのか分かった上での発言ナンデショウ?」
ジュリンノ「一晩中でも、何日でも、相手にならぁ。俺、本当に本当に強くなった!・・・真正面からの決着、付けようぜ!!!俺は絶対お前に勝つ!勝って、普通の兄弟になる!エアリアルの兄貴になってやらぁ!」
エアリアル「・・・手前の実力1つ、測ったことハ、アル?」
ジュリンノ「測った!・・・だから・・・俺の最後の挑戦、受けて立ってくれねぇか?」
エアリアル「・・・ ・・・ ・・・」
ジュリンノ「・・・ ・・・ ・・・」
エアリアル「その為にハ、お前は地を這ってでも生き残らねばならんナ?血にかじりつき、敵にかじりついてでも!・・・お前は生き残ることが出来るカ?」
ジュリンノ「生き残る!変な心配すんじゃねぇ!・・・アンタの力を合わせりゃあ、それがもっと確実なモノになるんだぜ?・・・頼む・・・!俺と一緒に、最後まで戦ってくれ!!この通りだ!」
エアリアル「弟に深々と頭を下げる兄貴というのも、中々新しいジャンルだナ。・・・頭を上げろこの馬鹿者。」
ジュリンノ「ぉ・・・ぉお。」
エアリアル「・・・お前のジャンル、採用してやル。この果て無き戦乱を共に闘い、2人で生きて、草原に行こう。」
ジュリンノ「おう!」
エアリアル「さ、そろそろ出撃の時間ダ。俺の隣で、マルス王子を、この戦乱集結を脅かす障害物どもを蹴散らしに行こう!!」
ジュリンノ「おう!!!」
入手アイテム: ブレイオ・ラティオガ
剣 ☆ 威力 26 命中 100 必殺 25 射程 1-2
謎の放浪者エアリアルが生成した雷の剣。 離れた相手も強烈な落雷で軽々と射抜く。装備時力、技+3(限界値以上になる)
エアリアル装備で専用BGM+専用モーション。
支援効果(1レベルごとに)
攻撃力: +1
防御力: +1
命中率: +5(エアリアルのみ10)
必殺率: +10
回避率: +5(エアリアルのみ10)
必殺回避率 :+10
コマンド解放:D.アタック(デュアル・アタック)
ジュリンノに「デュランダル」エアリアルに「ブレイオ・ラティオガ」を装備させた上で
(クラスも加入した当時のもの)
敵ユニットを2人で挟む形で配置し、どちらかが攻撃した際に発動。
攻撃を選択したユニットが必殺の一撃を叩き込み、もう一方が2回攻撃を加える(必殺無し)
合計5発分のダメージを与える事が出来る。 2回攻撃は相手の攻撃速度は関係ない。
尚、両者の攻撃力はジュリンノとエアリアルの攻撃力の平均値になる。
コマンド解放:D.ガード(デュアル・ガード)
発動条件は同じ。ジュリンノとエアリアルが隣接している状態で敵の攻撃を喰らった際に
両者の(技の平均値×1.5+両者のLV÷2)+難易度補正の確率で発動。
攻撃の対象になったユニットへのダメージを3分の1に抑え、尚且つ対象にならなかったユニットが反撃を食らわない、一方的な間接攻撃で1回攻撃する。
発動確率(%)にハードで+5 マニアックで+7 ルナティックで+10 ルナティック'で+15の難易度補正が入る。
※ルナティック’は必ず敵の先制攻撃になるが、味方から攻撃を選択した場合には発動しない。あくまで敵ターンに敵から攻撃された場合のみ。
※相手が3マス先からのロングボウ、シューター系、ウォーム、メティオ装備時には発動しない。
【カトリックとアカツキ1(BGM:No.76 戦士たちの日常】
アカツキ「あ、カトリック。こっちこっち。」
カトリック「おう。どうだ?軍隊での集団生活は。今迄誰にも束縛されない流浪人生活とは正反対だろ?」
アカツキ「まーね。だけどあんまり気張らずやっていけそうだよ。時間とかには煩いけど、それをちゃんと守って皆と同じようにしてれば。」
カトリック「適応力は相当なモンだな。」
アカツキ「カトリックはどうだい?君は・・・」
カトリック「すぐに、とは行かねぇよ。何せ環境がガラっと変わってるのは同じ事なんだ。でも皆親切なヤツばかりだからそれなりに。・・・なぁ。」
アカツキ「なんだい?」
カトリック「あれから色々あったけど、どーだ?1人は良い女、見つけたか?」
アカツキ「!・・・な、何をっ・・・!いきなり何さぁ?変なおどかしっこは止めてよね。」
カトリック「お前よ、結構女ひっつけやすい性分してるからよ。見た目だって男らしい、って意味じゃねーけど、結構な美形だ。それにあの時の一件で、お前の男だって磨かれた訳だ。どうだ?1人くらいは居るんだろ?」
アカツキ「そそそ・・・そんなこと・・・あるって言えば、あるのかな。」
カトリック「ほおー?お前も捨てたモンじ無ぇって事か。精々大事にしてやれよ?お前の優しさは天下一品だからな。それでいて言うときはハッキリ言えるようにもなってきた。女の方も恵まれてやがるぜ。」
アカツキ「生憎だけど、僕の好きな女の子はそんな楽に扱えたモンじゃないんだよ。野望高くて竹を割ったようで・・・それにあまり僕と逢わないんだ。一月に一度機会があれば丁度良いモンさ。」
カトリック「面白そうな女だな。お前とくっついた方が不思議だわ・・・」
アカツキ「僕なりに色々考えて付き合っていくことにするよ。なんかあったらまた、お願いね。・・・ね、折角男2人逢ったんだ。カトリックの方の近況も聞きたいな。」
カトリック「構わねぇ。酒は無ぇが、楽しい話にゃあなりそうだ。出撃の準備でも整えながら喋りこむとするか。」
アカツキ「うん!」
【カトリックとアカツキ2(BGM:No.76 戦士たちの日常】
カトリック「成る程なぁ。エレブ、な。」
アカツキ「君が好きそうな強いお酒は、サカって所に行けばあるよ。強い馬乳酒。遊牧民の所で一晩世話になった時飲んだけど、かなりキツかった。」
カトリック「俺も行ってみよっかねぇ。正直店の酒も美味いったら美味いんだが、どうも種類ってのが少ねぇ。そろそろ開拓時とは思ったんだよ。」
アカツキ「だったら尚更だね。・・・君のお店かぁ。最近行ってないなぁ。あれっきりだし・・・」
カトリック「恋しくなったら来いよ。お代はしっかり頂くが、割りに合う味を作れるようにはなったつもりだ。」
アカツキ「ホントかい?僕も最近飲んでないからお酒が恋しくなってきちゃって。その言い方だと腕、結構上げたんじゃないのかい?」
カトリック「もうそろそろ卒業だ。そうしたら1人であそこを切り盛りするようになるんだよ。」
アカツキ「って、お店1つを君1人でかい?凄いじゃないか。・・・でも、結構大変なんじゃないの?カトリックって勉強とかも出来るし気転も早いけど、流石に1つのお店を・・・」
カトリック「俺に酒つくりのいろはを教えてくれたあの淫魔が1人で切り盛りしてたんだ。俺に出来ない訳ねーだろーが。・・・そもそも俺から言い出したんだ。心配されなくても身を粉にしてやっとのけるさ。」
アカツキ「カトリックって凄いよね・・・難しい事でも何でも出来るって言って、ホントにこなしちゃうんだもん。」
カトリック「あ?何だ?お前またなんかへこたれてるのか?」
アカツキ「違うよ!・・・僕だったらこういう事があっても、中々すぐにうんって言えないよ。」
カトリック「お前は勇ましくもなったし、自分に自信を持てるようにもなったが、根っこのそういうトコはまだまだ変わってねぇな。まぁこれは本人の問題だからって受け流そうと思ったが、今のお前には少なくとも意地を張る時には意地を張らなきゃいけない女ってのが居る。・・・やるべき時にはウダウダ悩む事も許されねぇ、やる!って言うしか無い時、いつか必ず来るんだぜ?その時になってもうんうん悩んでたら女に逃げられるぞ?お前の女ってそういうヤツだろ。下手に弱みを見せて堕落したら、すぐにお前に見切りを付ける。」
アカツキ「・・・当たりだ。・・・やっぱり、性分なのかなぁ。」
カトリック「性分言い訳にしてんじゃねーよ。」
アカツキ「・・・」
カトリック「・・・後の事頭でっかちに考えて解決できるような頭、持ってんのか?どう見ても持ってねぇよなぁ?やった後の事をまるで千里眼のように見据えるようなめんたま、持ってねぇよなぁ?」
アカツキ「・・・ああ。」
カトリック「だったらそんな無駄な事する前に、目の前の見えるものだけ全部把握しろ。それだけの為に動け。突っ走ってればそのうちその千里眼で見なきゃいけない所までたどり着く。その時にまた把握して体当たりしてきゃいい。」
アカツキ「・・・ありがと、少し気分が楽になったよ。」
カトリック「そうかい。じゃあ行くぞ!飯の時間だ。」
アカツキ「うん!」
【カトリックとアカツキ3(BGM:No.80 進むべき道】
カトリック「さっきの戦いでのお前、大手柄だったじゃねーのか?よくやってくれた。」
アカツキ「そ、そんな事無いって・・・ただああしないと手遅れになるから・・・物陰からいきなり僕と同行してた人が弓矢で撃たれて、処置をしないと本当に手遅れになるから、絶対死なせたくなかったから・・・」
カトリック「敵軍の中お前の得意な足でソイツを担いだまま突っ切って、おまけに村を襲おうとしてた盗賊を器用に倒して治療班にたどり着いた。・・・お前が担いだ兵士、治療が早かったからこの戦いにも復帰するってよ。」
アカツキ「そうだったんだ!・・・良かったよ、ホント。」
カトリック「それでだ。出来るか出来ないかって、その時考えたか?」
アカツキ「!・・・いや、考えてもいなかった・・・その時はもう、本当に!どうにかしないとって事で頭がいっぱいで、敵軍の中を走ってるときも、目の前のやる事を完璧にこなさなきゃ!っていっぱいで・・・」
カトリック「俺が前に言いたかったのは、そういう事だよ。」
アカツキ「ぇっ・・・?」
カトリック「俺があの店を経営するって決まった時にも、俺も同じ気持ちだったんだよ。何とかしてやらねぇと!ってな。どうしようどうしようなんて考えてる間に、書類の納期に遅れちまうからな。そういう時には使えない頭を使うよりも、根性から来る感覚を信じて突っ切るモンなんだよ。現にお前だってその感覚を信じて、手ぶらなヤツでもできない、盗賊狩りと負傷者の運搬ってのを同時にこなせてたじゃねーか。」
アカツキ「!!・・・そうか、そういう・・・・事、だったのか・・・。・・・ようやく分かったよ。やっとだけど、君の言いたい事が分かったよ!」
カトリック「別に良いさ。・・・お前の良いトコはそこだな。どんな事にもまっすぐにぶつかれる所。変に気取らず、素直に受け入る。」
アカツキ「そんなモンかい?・・・それよりだ、カトリック。」
カトリック「何だよ・・・あれ、焦げ臭ぇ・・・」
アカツキ「今僕ら料理を作ってるんだった!!!晩御飯!!!もう充分お肉は焦げてるよ!!早くしないと、本当に食べられなくなっちゃう・・・!!!」
カトリック「!!!しくったっ・・・!この肉は俺らで食うぞ!結構余分な時間かけちまったな・・・飯の時間まであんまり時間無ぇか・・・残った時間で何としても全員分作るぞ!おらアカツキ!てめぇはとっとと材料切って、新しい鍋用意しろ!俺はスープの仕込みをやり直す!この分担なら何とか間に合うだろうよ!おら、さっさとやれ!!!」
アカツキ「う、うんっ!!! ・・・ ・・・ こんな失敗に直面しても、すぐに的確な指示を出せる君は、やっぱり凄いよ。」
カトリック「ボケっとしてんじゃねぇよ!!!」
アカツキ「うん!!」
入手アイテム: バハムートクリーヴァ
斧 ☆ 威力 37 命中 45 必殺 50 射程 1
放浪の少女風貌 カトリックが持つもう1つの斧。 その破壊力はありとあらゆる武具を遥かに凌駕する。装備時守備、魔防+3(限界値以上になる)
専用BGM+専用モーション
支援効果(1レベルごとに)
攻撃力: +1
防御力: +1
命中率: +2.5
必殺率: +10
回避率: +2.5
必殺回避率 :+2.5